昼はカースタントマン、夜は強盗を逃すプロの逃し屋を営む“ドライバー“は、偶然出会ったアイリーンに一目惚れ。徐々に彼女と仲良くなる中、服役中だった彼女の夫が戻ってくる。そして、ある事件によってふたりは一緒に仕事をすることになるのだが……(ぴあ映画生活より)
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『ノラ・ジョーンズ』New Album [音楽匣〜私の歌姫〜]
ノラ姐さんの新譜〜即買い
ふらりと立ち寄ったCDショップで試聴して「ビビッ」
と来たので購入。
ジャケットも素敵だったし![[揺れるハート]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/137.gif)
衝撃のデビュー作「Come Away With Me」から早10年。このアルバムは今でも愛聴盤の1枚だ。
楽曲・演奏・録音の三拍子揃った、単なる「癒し系JAZZヴォーカル」とは別次元の音楽性溢れる名作である。
父親が、あのジョージ・ハリソンも心酔したシタール奏者のラヴィ・シャンカール。
そんなカリスマを背負った彼女は、独特の柔らかく染み渡る歌声とオリエンタルな顔立ちにより一躍、時の人となった。
しかし、彼女を「JAZZヴォーカリスト」のカテゴリーに押し込めるのは時期尚早だったようだ。
デビュー直後の来日コンサートにも行ったが、オリジナルアルバムからの楽曲と共に多数のカントリー曲を披露したのは、新鮮な驚きであった。彼女の音楽原点に、深くカントリー・ミュージックが関わっているのを体感した。
その後、予想通りというか発表されるアルバムは、カントリーに大きく原点回帰した作品が多くなる。
しかし、2009年発表された「The Fall」はポップ・ロックに大きく転身、前作「ノラ・ジョーンズの自由時間」では、カントリー・ジャズ・ロックの各界の大物ミュージシャン達とのコラボ。まさにジャンル分け不能の歌姫として定着し、今や彼女をJAZZヴォーカリストと呼ぶ者は存在しないかもしれない。
今回の新作「Little Broken Hearts」は、どうも評価が真っ二つのようだ。
過去作から感じられる爽やかさや明るさが影を潜め、全編を通して「Dark」な印象がつきまとう。
デビュー作の持つ「癒し」を求めるリスナーを完全に裏切る作風であるから、この評価も理解できる。
私は、1970年代の「グラム・ロック」から受ける翳りと同じ物を感じ、全くスタイルは違うのだが、女デビッド・ボウイみたいな印象なのである。
この鬱屈とした気だるさに、結構病みつきとなり、タイトなリズムと魔力のようなヴォーカルの絡み合いに心奪われてしまう![[ハートたち(複数ハート)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/139.gif)
『Say Goodbye』(アルバム2曲目)
それにしても、ジャケ写真は修正し過ぎやないか![[がく~(落胆した顔)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/142.gif)
これ以上肥えたら、涙を呑んで私の歌姫リストから外さざるを得ない![[パンチ]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/153.gif)
2002年当時『Don't Know Why』
◎最近、音楽を聴くのが一段と愉しい
それは単身赴任宅でのNew オーディオ・システムに拠る処が大なのです。
家族も使う向島の自宅のシステムまで引越させる訳にもいかず、大阪で新たなオーディオ・セットを何とか低予算で作りました。
決してピュア・オーディオ派というマニアではないけれど、やはり好きな音楽は「自分の気に入った音」で聴きたい。東京宅では、DENONのCDプレイヤー・ミュージカル・フィディルティのプリメインアンプ、モニターオーディオのスピーカーというバリバリ英国製中心の仕様で。特にミュージカル・フィディルティA3.2というアンプが曲者で、トーンコントロールもヘッドホン端子も無い上に、すぐに高熱を発する無愛想な佇まいで、決して高解像度ではないのだが、とにかく音の色艶・バランス・パワーが絶妙で、どんなジャンルの音楽も「アナログ」的な暖かい息遣いに変えてしまう武骨なブリティッシュ野郎なんです。私が一番愛する女性ヴォーカルの生々しさは特筆だ。
しかしその再現は、予算の問題で大阪宅では不可能。(A3.2は発売終了だし)
コストパフォーマンスが高いと評判の機器を何とか買い集めました。

CDプレイヤー
ヤマハ CD-S700 (四萬円也)
SACDも使えない基本性能重視の質素なプレイヤーだが、
安かったので即買い。
音の入口であるプレイヤーには、無理に音に色付けをしたくないので、ヤマハはピッタリなのです。
スピーカー
QUAD 11L2 (伍萬円也)
実際の音も聴かずに評判だけで、中古品をオークションで購入。
このいい加減な処が私なのだが・・・
バリバリの英国商品ですが、Made in China でした。
・・・と上記2つを大阪転勤内示直後に東京で購入。最後のアンプを大阪赴任後に梅田ヨドバシカメラで、試聴して決定という暴挙に出る
当然、お気に入りのCD持参で![[わーい(嬉しい顔)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/140.gif)
ジョー・ヘンリー ソフィー・ミルマン エミルー・ハリス
ブリティッシュ・サウンド好きとしては、当初はアンプもスピーカーに併せて英国製のCREEKかAURAにする予定だった。梅田ヨドバシで実際にQUADのスピーカーに繋いで聴き比べをしたのだが、どうしても東京宅でのサウンドよりも薄っぺらく感じられる。店員さんに国産のオススメをお願いして聴いたアンプに・・・![[ひらめき]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/151.gif)
![[ひらめき]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/151.gif)
![[ひらめき]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/151.gif)
エミルー・ハリスのハスキーヴォイスの後で、今まで聴こえなかったダニエル・ラノワの低い声がしっかり浮かび上がるではないか。
プリメインアンプ
マランツ PM-15S2 (壱拾弐萬円也)ちと予算オーバー![[あせあせ(飛び散る汗)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/162.gif)
今までクラシック専用メーカーと思い込んでいたが、低音もパワーもしっかり押し出しが効いている。
何よりも、解像度と音像感が凄い
ミュージカル・フィディルティとは全く個性が異なるが、聞き慣れたCDに新しい発見を見いださせるこの実力は、ホンモノだ。
まだまだ侮るなかれ、国産メーカー![[るんるん]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/146.gif)
![[るんるん]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/146.gif)
![[るんるん]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/146.gif)
しかし、自宅でこの3機種を繋いだ所、どうもヨドバシ試聴ルームの再現にならないのだ![[ふらふら]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/144.gif)
よ〜く聴いてみると、スピーカーの片チャンネルの高音の出方が弱い....げっ、ツィーターから音が出ていない![[バッド(下向き矢印)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/156.gif)
オークション購入の恐さを実感。既に返品期間は過ぎているし、元々は高性能スピーカーのはずである。
QUADの代理店は東京にしかないので、日本橋(東京で云う秋葉原)のオーディオ専門修理店を何とか探し出し、自転車に積んで持ち込んだ。 いかにもプロの職人風の店主が、テスターで通電を確認して「これならすぐ直せるよぉ」
七阡円の修理費をかけて生き返ったQUADは、私のリビングに極上の音空間を提供してくれた。
東京宅のCDプレイヤー1台分より安い出費で、このシステムが組めたのは幸せの一語に尽きる。
但し、東京のシステムのように、すべての音楽を熱く聴かせるタイプではなく、楽曲の質を選ぶ傾向がある。
解像度が良過ぎるので、粗製濫造の薄っぺらい打込み中心のJ-POPなどは聴くに耐えない時もある。
しかし、練り込まれたサウンドの再現は素晴しく、エレキギター一つとっても、そのギター個々の持つ音の違いを聴かせてくれる。これがヴォーカルとなれば更にリアル。小さな息使いまで伝わってくるから堪りません![[わーい(嬉しい顔)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/140.gif)
「密林ポチッ」が更に増えそうな予感の今日この頃です。
なけなしの赴任手当の大半をオーディオに注ぎ込んだのは、女房には既にバレているので、いくら単身生活が経営破綻しようが、本宅からの資本投入を期待するのは無理な状況![[あせあせ(飛び散る汗)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/162.gif)
ええぃ〜飯を抜いても、素敵な音楽だぜ![[exclamation×2]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/160.gif)
『捜査官X』&『ル・アーヴルの靴みがき』 [上映中飲食禁止じゃ!]
2作品とも上映館の限られた小品。しかしながら、個性の異なる好対称な作品ではあるが、「映画の面白さ」を存分に堪能させてもらった。

監督・製作:ピーター・チャン
アクション監督:ドニー・イェン
脚本:オーブリー・ラム
撮影:ジェイク・ボロック ライ・ファイ
美術:イー・チュンマン
キャスト:ドニー・イェン 金城武 タン・ウェイ
ジミー・ウォング クララ・ウェイ リー・シャオラン
山奥ののどかな村で強盗事件が発生し、犯人2人が死体で発見される。製紙職人のリウの正当防衛によって死亡したと事件は解決するが、捜査官のシュウはリウに凶悪犯が倒せるはずがないと推理。シュウは事件の真相を追ううちにリウの過去や衝撃の真実を知る。(ぴあ映画生活より)
中国映画・・・とはいえ、今やアジアを代表する俳優となった金城武君が準主役なので、会話が中国語であっても邦画を観るような親近感を感じる作品である。
中国語を完璧に操り熱演の捜査官役なのだが、見慣れた日本人顔なので、私にはどうしても「金田一耕助シリーズ中国ロケ編」に見えてしまうのだ。
しかし、内容は「金曜サスペンス劇場」のような 凡庸な作りではなく、映像・演出が際立つ極上のサスペンスに仕上がっている。
「カメラワーク」が抜群
20世紀初頭の中国の片田舎を見事に再現。雲南省の自然の美しさと貧しくても活気溢れる町の様子が違和感なく描かれる。特にジンシー(ドニー・イェン)一家が暮らすあばら家の佇まいの何と微笑ましいこと
人物への光線の当て方も憎らしい位上手い。そして一転、アクションシーンとなれば、スローモーションとCGを巧妙に取り込みながら、手に汗握る香港映画伝統の殺陣を披露する。
村の善良な職人が実は昔悪事に手を染めた武術の達人であったという、香港映画にありがちなパターンなのだが、この職人・ドニー・イェンの正体を暴く金田一探偵いや金城捜査官の自分の身を削りながら一歩一歩真実に迫る姿が、非常にリアル。ドニー、金城の相手の腹の中を探り合う、もの言わぬ演技は凄みがあった。
そして紅一点、ジンシーの妻アユー役のタン・ウェイが可愛いのだ
(当然、ブロンドではないのだが)
童顔なのでかよわい幼妻にみえるが、幸せな生活を必死に守り抜こうと気丈に振る舞う女性を好演![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
素顔は、長身172センチのモデル系美女だ![[キスマーク]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/149.gif)
形式はサスペンスだが、西夏族滅亡の歴史や官僚の腐敗、そして正義の為に暴いた真実が平和を砕くという不条理な世界までさりげなく織り込んだ、数或る中国アクション映画の中でも異色の佳作であると思う![[exclamation×2]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/160.gif)
もう一本

監督・脚本:アキ・カウリスマキ
製作:ファビエンヌ・ヴォニエ レインハード・ブライティング
撮影:ティモ・サルミネン
美術:ウオゥター・ズーン
キャスト:アンドレ・ウィルムス
カティ・オウティネン
ジャン=ピエールダルッサン ブロンダン・ミゲル
エリナ・サロ イヴリナ・ディディ
ゴック・ユン・グエン フランソワ・モニエ
ロベルト・ピアッツァ
北フランス、ノルマンディー地方の港町ル・アーヴル。かつてパリでボヘミアンな生活を送っていた元芸術家のマルセル・マルクス(アンドレ・ウィルム)は、ここで靴磨きを生業にしている。駅や高級革靴店の前で仕事をしているが、日々の稼ぎはわずか。だが、家には自慢の女房アルレッティ(カティ・オウティネン)と、愛犬ライカが帰りを待っていてくれる。決して豊かではないが、毎晩呑みに行きマルセルはそんな暮らしに幸せを感じていた。ある日、港にアフリカ・ガボンからの不法難民が乗ったコンテナが漂着する。警察の検挙をすり抜けた一人の少年イドリッサ(フロンダン・ミゲル)は、港でマルクスと偶然に出会う。イドリッサの母親がいるロンドンに送り出してやるため、密航費を工面しようとマルセルは奮闘するが、時を同じくして、妻アルレッティは体調の不調をうったえ入院、医師から不治の病を宣告される。(goo映画)
温もりとホロ苦さ双方を味わせてくれる不思議な口当たりの絶品ワインのような作品だ。
登場人物はすべて貧しき善人ばかりなのである。
アフリカから不法入国した黒人少年を匿った靴磨きの初老の男が、近所の仲間達の力を借りながら、警察の目をかいくぐって密航費を稼ぎ、無事少年をロンドンに送り出す〜という心温まるストーリーののだが・・・
フランス港町の最下層の人々が平凡な日々をいかに楽しく暮らしているかが、ごく自然に描かれる。
靴磨き・マルセルは、稼ぎが少なくても愛妻との夕飯の後、毎晩酒場に繰り出す。毎夜1杯のワインを愉しむ男の姿が優しく、美しい。その酒場に集る人々、パン屋のおかみ、八百屋の夫婦、みな心が裕福で美しい。
そんな彼らが手を携えて黒人少年の密航を助ける姿を、ウイット溢れる描写で表現。個性豊かな登場人物に命を吹き込むのは、芸達者なフランス俳優陣。賞賛に値する演技。
そして私が注目したのは、実にアートなカットである。そのまま絵画になるような構図・光と影・配色・の凄さ。何気ないシーンの中でも「ゾクッ」とする『絵』が挟み込まれる。こんな写真が自分でも撮れたら幸せ![[わーい(嬉しい顔)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/140.gif)
他にも少年とアルレッティが病室で握手をするシーンには痺れた
見事、少年を密航船に送り込み拍手喝采のハッピーエンドと思いきや、更に奇跡のもう一つのハッピーエンドがラストを飾る「幸せ二重奏」の構造。
しかし、普段ならエンド・クレジット時に味わうはずの幸福感が何か晴れ晴れとしない複雑な心持ちに変わっているという摩訶不思議な感触を味わい、私自身が戸惑った。
森村泰昌氏が日経新聞の映画レビューにも同様な事を書かれており、ハッとしたのであるが、この作品はアキ・カウリスマキ監督が確信犯的に破調を描き、世界から善意がかき消されようとしている状況を訴えた過激作ではなかろうか?
フランスの移民排斥運動や警察機構の腐敗を暗に匂わせつつ、善人達の有り得ないハッピー・ストーリーを健気なまでに描く事により、現代の危機に光を当てた問題作だと思う。へそ曲がりな私だから感じたのかもしれないが・・・
そんなちょっと悩ましい味わい深い映画でした![[ダッシュ(走り出すさま)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/164.gif)
『わが母の記』 [上映中飲食禁止じゃ!]
監督・脚本:原田真人
原作:井上靖
撮影:芹沢明子
美術:山崎秀満
音楽:富貴晴美
編集:原田遊人
キャスト:役所広司 樹木希林 宮崎あおい
南果歩 キムラ緑子 ミムラ 菊地亜希子 三浦貴大
赤間麻里子 三国連太郎 真野恵里菜
幼い頃、両親と離れて育てられていた小説家の伊上洪作は、母・八重と距離を置いて暮らしていた。しかし、父の訃報を機に八重の面倒を見ることになった妹・桑子が、八重を連れて伊上家を訪ねてくる。物忘れが酷くなった八重の言動に、伊上は苛立つのだが……。(ぴあ映画生活より)
昨年の「八日目の蝉」に続き、邦画史上に残る名作がまた生まれた。
純文学をそのままスクリーンに焼き付けたようなベタな映画は、本来は得意ではないのだが、そんな好き嫌いなどは軽く吹き飛ばす圧倒的な『力』が、この作品からは感じられるのである。
井上靖の自伝的小説(未読ですが)の映画化であり、昔の小説を現代風にアレンジする事無く、当作品の時代も1960年代のままである。
あざとい演出などは排除し、日本の原風景と現代の俳優陣の高い演技力をストレートにフィルムに収める事により、人間・井上靖の想いを、観る者の心に深く訴えかける事に成功している。
時代考証や方言指導に強い拘りが感じられ、昭和建築の住宅、当時のファッション、伊豆地方の独特の言葉などから違和感なく60年代を体感できる。以前、静岡県での営業経験もあるので、語尾に「〜だら」が付く言葉遣いを久しぶりに聞き、懐かしさに思わず顔が綻びる。そして伊豆の美しきわさび田の光景が、童心を呼び起こし、自然と幼き自分が見つめる親の姿が瞼に浮かぶ。見事な背景描写に、撮影・編集技術の高さが伺える。
そして各俳優陣が演技を通して放つ「想い」の絡みが、作品に命を吹き込んで行く。私のお好み女優が目白押し![[ハートたち(複数ハート)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/139.gif)
今や大女優の風格させ漂わせる宮崎あおいは別格として、ベテランから売出し中までの個性派が勢揃い。
一瞬、朝の連続テレビ小説と錯覚![[目]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/84.gif)
伊上(役所広司)の妹役の南果歩。私の心酔する小説家ながらイケ好かない男NO.1である辻仁成に棄てられながらも、清潔感滲む色気は健在。(俺なら中山美穂を選ばない
)
長女役のミムラ。 同じくバツイチ女優だが、洋服でも着物でも変わらぬ美しさは群を抜く。ボチボチ、ブレイクの予感![[exclamation]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/158.gif)
そして私の一押し、次女役・菊地亜希子。「森崎書店の日々(2010年)」での柔らかい演技に一目惚れ。当時の私の予想に反し、未だに無名に等しいが、これは彼女のマイペースな性格によるものか?今作でも、キャラは立っていないが役柄に合った出過ぎない演技に好感度![[exclamation×2]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/160.gif)
しかし何と云っても宮崎あおい
またまたバツイチだが、いい女優はこうやって男を肥にするのか、釣り合う男がいないのか、とにかくオンナの光は更に輝きを増して行くのである。童顔の成せる技だが、三つ編みのセーラー服から色気溢れる女盛りの御夫人まで、違和感無く演じられる数少ない女優だと思う。
最近の彼女の変幻自在の美しさは驚嘆でさえある。
劇中で、彼女が当時の「オリンパスPEN」を持って写真を撮るシーンが続出して、再建中のオリンパスの回し者かと錯覚させるのもご愛嬌。
されど、今作品での最強の女優が樹木希林であるのは、誰も否定できないであろう。彼女自身からすれば自然な演技なのだろうが、アルツハイマーで徐々に壊れいくお婆ちゃんをここまで表現する力量は天賦の才と云わざるを得ない。人間は老いるごとに赤ちゃんに戻る〜恐ろしさと可愛さが交互に現れる姿を「神懸かり」的に演じた。
もちろん役所広司の名演はいつもの通り、キムラ緑子・赤間麻里子も「昭和の主婦」を見事に演じた。
挿入音楽も、バッハのコンチェルトなど各シーンと実に良く溶け合っていた。イメージソングの松田聖子の歌が劇中に使われなくて本当に良かった
永きに亘り、親に棄てられたという傷を深く心に残す堅物小説家・伊上(役所広司)が、記憶を失くした母親に翻弄されながら、最期に「母の真実の愛」に気付かされる。人の子なら誰しも突き当たる親子の情を、昭和の家族の姿を通して、平成最強の俳優陣が描いた傑作である![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
まさに『母の日』に相応しい映画であった。東京の我が息子は、母親に感謝の気持ちを表しているのだろうか?
『高野山へ』with Nex5 [ざれごと写真日記]
いきなり

高野山開創1200年を記念して作られたキャラクター『こうやくん』です。
G・W後半、私の生活チェックの為に再度来阪した妻と共に、思い切って高野山に一泊旅行なのです。
前回の大阪転勤時代は、休日には子供を連れて関西の多くの観光地を巡ったものだったが、此処日本仏教の聖地「高野山」には訪れていなかった。
子離れも進みというか、子供達もついて来ない年代となった中年夫婦にとって、まさに夫婦水入らずの聖地への旅立ち
・・・なんちゃって。
大阪なんば駅から南海電車で1時間半。さすがにG・W、特急指定列車は満席だったが、快速電車の普通席に何とか座り込めば、一眠りの間に「極楽橋」駅に到着。そして、更にケーブルカーで「高野山」駅に向かう。
高野山駅からバスで市街に入り、あいにくの小雨混じりの天候
でしたが、 ノンビリと夫婦で高野山町を探索です。
同じ仏教聖地でも俗世間から隔離されたような「比叡山・延暦寺」とは違い、真言宗総本山「金剛峰寺」を中心に117の寺院がひしめきながらも普通の人々が暮らす町として成立しているのが「高野山」である。学校も床屋もスナックもあります。
金剛峰寺
大伽藍の多宝塔
大伽藍・西塔
街中の本屋さん
本日泊まる宿坊「大円院」
平家物語の一節にある「瀧口入道と横笛」の悲恋物語ゆかりのお寺です。
宿坊と云っても部屋もおもてなしも小綺麗な旅館以上
もちろん働いているのは全員「お坊さん」なのだが、みな礼儀正しく、仏法をひけらかした高飛車な感じが全く無い。横柄な従業員が目立つ名ばかりの高級旅館は見習うべし〜です。そして、宿坊の夕食なら、もちろん「精進料理」
「こういうのを毎日食べれば、アンタもそんな風にはならないのにねぇ〜」などと妻に云われながら、舌鼓を打ちます。低カロリーなのだが、満腹度高し![[exclamation×2]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/160.gif)
とにかく「胡麻豆腐」が絶品でした![[わーい(嬉しい顔)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/140.gif)
翌朝5時50分から1時間ほどの朝の勤行に参加。(本堂内は写真不可)
心と体の中の雑多なモノが洗い流されたような清々しい気分になって戴く、その後の朝餉がまた旨かった。
2日目は快晴![[晴れ]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/1.gif)
初日に廻りきれなかった弘法大師が眠る「奥の院」を目指します。
まだギリギリ桜が楽しめる〜標高800mの町
奥の院入口〜過去・現代の偉人達の墓が連なる
橋を渡ると弘法大師の御廟がある〜ここから先は写真厳禁
1200年の重みを感じ市街に戻ります。
金剛三昧院の国宝・多宝塔
霊宝館
大門
帰路途中の極楽駅
なんば駅に戻った夫婦は、駅前でラーメンを啜り、スーパーで翌日の食材を買い込み、『私』の部屋に帰りました。
二人きりの関西での連休。月に一度の(愛人)との密会の如く、何故か新鮮味を感じてしまった3日間でした。
妻が東京に戻った晩、独り即席カレーを食べながら、一瞬センチメンタルに陥った旦那様がおりました![[たらーっ(汗)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/163.gif)
西国三十三カ所巡り with Nex5 其の壱 [ざれごと写真日記]
今回のG・Wは東京に帰らないつもりだ。
何故かと云えば、5月3日からまたもや女房の方が、大阪に来るのを楽しみにしているらしい。
どうも我が家族は、妻にしろ子供達にしろ、関西観光の拠点が出来たと、私の単身赴任を喜んでいる節が感じられるのだが...![[ふらふら]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/144.gif)
という事で、連休前半が手持ち無沙汰な小生は、前週の京都に続いて今回、奈良・飛鳥方面に旅立つのでした。
前夜に突如思いついた今回の旅行のテーマは『西国三十三カ所札所巡り』![[ひらめき]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/151.gif)
実は4年前から、義父の菩提を弔う為「坂東三十三ケ所巡り」を始め、仕事の合間を縫ってお参りを続け、一昨年に無事、結願していたのである。
元来、信心深い訳ではないが神社仏閣の厳かな雰囲気に身を委ねるのが無性に好きなのである。更に、子供染みた趣味というか、昔からスタンプラリーの類いのハンコ集めに執念を燃やすタイプなのだから困ったものだ
(スタンプラリーと札所巡りを一緒にしたら仏様の罰が当たるが
)
何年大阪に住めるかは定かではないが、この機会に撮影旅行も兼ねて、お参りできる関西の名刹は廻ってみたいと思ったのである。因に、坂東33カ所、西国33カ所、秩父34カ所の観音霊場を「日本百観音」と呼ぶのだそうで、足腰元気な内にすべての観音様をお参りできればなどと、妄想いや夢は膨らむばかり...(また、女房に呆れられるが
)
自宅から1時間余りで明日香路だ。ホンマに近い
今回お参りしたお寺は、それぞれ花の名所としても有名らしく、またその見頃に近い時期に当たった幸運に恵まれた。
◎壺阪寺(第6番) ヤマブキと新緑の取り合わせが眩しい![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
◎岡寺(第7番) 此処は石楠花(シャクナゲ)が満開![[exclamation×2]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/160.gif)
ここで休憩〜昼食タイム〜具たっぷりな「にゅう麺」 旨いっ![[exclamation]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/158.gif)
![[わーい(嬉しい顔)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/140.gif)
![[exclamation]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/158.gif)
◎法起院(番外札所) 静かで美しい心温まる小さなお寺〜小振りな藤棚が見事
◎長谷寺(第8番) 西国を代表する大寺院。五部咲きではあるが「牡丹祭り」開催中。
帰路、土産屋の軒先で眠る子猫
『ドライブ』 [上映中飲食禁止じゃ!]
大阪に来て初めての映画鑑賞となりました。
自宅から心斎橋アメリカ村まで歩いて10分。小さなシネコンですが、この映画館が暫くは私の第2のAVルームになると思います。
監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
脚本:ホセイン・アミニ
原作:ジェイムズ・サリス
撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル
キャスト:ライアン・ゴズリング キャリー・マリガン
アルバート・ブルックス オスカー・アイザック
ロン・パールマン ブライアン・クランストン
クリスティナ・ヘンドリックス
強烈なドライブ感に甘い切なさが絡み合った粋な小品である。
ライアン・ゴズリングが実にいい
・・・一見、優男だが卓越した運転技術と冷静沈着な判断力で、一流の「逃がし屋」 として裏世界を生きる男を好演。
熱血ヒーローが似合うタイプの俳優ではなく、あくまでも彼の体温は低く見える。その彼の演じるアクション・シーンとのギャップが妙に心地良いのだ。見かけはクールだが、ハートはとてつもなく熱く優しい。羽織るスコーピオン刺繍のジャンパーが、彼の壮絶だったであろう過去を物語るが、それが明かされる事はない。しかし、愛する者を守る為に羅刹と化す。エレベーター内で、顔色一つ変えず刺客の頭を砕くシーンは壮絶であり、彼が単なる天才ドライバーではでない事を、そこでアイリーンに悟られる。
そのアイリーン役のキャリー・マリガン。服役中の夫の帰りを幼子と共に健気に待ちわびる若妻。そしてアパートの隣人同士となった二人が自然と心を通い合わせた頃、夫が戻って来るのだが、この前科者が結構いい奴なので、「さぁ困ったマリガン嬢とドライバー」という設定の中で、その揺れる女心を彼女特有の柔らかい演技で魅せてくれた。
昨年、鑑賞した『私を離さないで』の感動再び
ネイティブ・ブロンドではない女優なのだが、この清楚な色気に![[揺れるハート]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/137.gif)
![[揺れるハート]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/137.gif)
昨今の売れ線女優の中でも、彼女の『柔らかい眼差し」は異彩を放つ![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
.....と、ストーリーの方は、愛するアイリーン親子の幸せを願い、あえて夫の犯罪に一肌脱ぐドライバーなのだが、それが完全に裏目に出る。夫は無惨な最期を遂げ、ドライバーは街のマフィアに追われる立場となり、親子にも命の危険が迫る。窮地に立った彼は、愛する者を守る為に『スコーピオン』に戻るのであった・・・
私は、「高倉健」を彷彿させる漢(おとこ)をライアンに重ね合わせてしまった。
惚れた女の幸せのみを願い、命を賭けて戦う男。ただひたすら寡黙に、自分の想いは決して吐露せず。
シャバではまっとうに生きられない男のひたむきな想いに、素直に胸が切なくなる、憎らしいほど上手くできた映画である。
主役二人に目を奪われがちだが、脇役陣・音楽、緊張感を途絶えさせない演出ともに秀逸。そして特筆なのは、極めて超リアルなアクション・シーン![[どんっ(衝撃)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/161.gif)
健さんなら「背中に彫られた龍が泣いてるぜ」なのだろうが、ライアンの羽織った泣き蠍もいけますぜ![[exclamation&question]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/159.gif)
京の花舞 with Nex & α [ざれごと写真日記]
『やっぱ桜、好きやねん
』京都の桜を観に行かねば
昨晩、唐突に想いが押し寄せてきた![[ひらめき]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/151.gif)
例年の4月の休日なら一本桜の撮影に各地を駆け巡っているのだが、流石に転勤ど真ん中、そんな余裕がこの春はございませんでした。しかし、ようやく生活も落ち着いてきたこの休日が最後のチャンス〜
考えたら、京都は大阪に住んでるんだから隣やんかぁ〜東京から横浜に遊びに行くようなもんだ![[グッド(上向き矢印)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/145.gif)
しかしながら、全国的に遅れ気味の桜の開花とはいえ、この時期、京都市内の名所の多くは葉桜状態。
なんとか最新情報を便りに、まだ見頃らしい洛西方面に、当然日帰りで行って参りました。
Nex5にはツァイス24/1.8、α700にはSTF135とシグマ50/1.2のセットが本日のお供。
ギリギリ見頃の京の桜を、花吹雪舞う中、堪能して参りました
◎原谷苑
ここは10年前に深い感銘を受けた思い出の場所なのである。道中細い道の為、団体客を乗せた大型バスは来られないという「知る人ぞ知る隠れた桜の名所」だ。個人所有の庭に遅咲きの紅枝垂桜と共に黄桜・牡丹桜など多くの種類の桜が所狭しと咲き乱れる様は、桃源郷改め『櫻源郷』とも呼びたくなるような夢の世界が広がる。
◎龍安寺
云わずとしれた枯山水で世界的に有名な寺院。遥か昔の修学旅行以来何度か伺っているが、春の時期は初めてだ。
観光客でごった返す中、CMで見覚えのある光景が目前に広がる。
突然、私の前に和服姿のギャル2人組が座り込んで来た...![[揺れるハート]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/137.gif)
◎雨宝院
ガイドブックには載っていないような小さな寺院。「観音桜」「歓喜桜」と呼ばれる珍しい桜が、狭い境内に咲き乱れ、足元には可憐な花弁が敷き詰められる。
隣に妻がいない寂しさを感じつつ![[もうやだ~(悲しい顔)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/143.gif)
京都に日帰り...癖になりそうな予感です![[あせあせ(飛び散る汗)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/162.gif)
![[あせあせ(飛び散る汗)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/162.gif)
奥様がやってきたぁ〜 [ざれごと写真日記]
得意先への挨拶回りと歓迎会の連続に、少々グロッキー気味。更新も久々となりました。
そんな中、先週の土曜日の夜半に妻が来阪。
単身赴任2週間目の私の新居にやって参りました。
マンション隣の焼き鳥屋で、再会の祝杯を上げたのも束の間、部屋に戻るや否や
「なん〜か、のびのびやってるみたいですねぇ」と云われ『ギクッ』、すぐさま女房による生活チェック開始![[がく~(落胆した顔)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/142.gif)
「それにしても汚いわね。掃除してるの?」
「いやぁ〜雑巾がけを少々」
「ご飯はちゃんと食べてるの?」
「米は買ったが、一度も炊いてない」
「じゃあ、洗濯は?」
「お〜、1回やったぜ!」
「干してないじゃん」
「ん?乾燥付きだから洗濯機に入れっぱなしにて、そのまま着てるぜ」
「・・・くしゃくしゃじゃない」
「お〜でもYシャツはちゃんとクリーニング屋に出したぜ!」
「アンタ1枚1,000円のシャツをわざわざクリーニング出してたら、お金いくらあってももたないわよ」
「ゲッ」
「なんで布団カバーそのままなの?」
「ん?ちゃんと掛け布団の上に掛けてるよ」
「これはこうやって掛け布団を包むんでしょが!」
まるで、学生寮に突如現れた鬼寮長の抜き打ち部屋チャックのような詰問が延々と続く。
「TVとステレオだけはちゃんとしていて、アンタって本当に自分の好きな事だけしかできないんだから
」
「![[あせあせ(飛び散る汗)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/162.gif)
![[あせあせ(飛び散る汗)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/162.gif)
(図星)」
その後、夜中まで掃除洗濯炊事からアイロンがけにいたるまで「鬼の主夫講座」が延々と展開されるのであった。
翌朝。
「家政婦がわりに来た訳じゃないんだから、どこか連れていってよ
」
「はっ、仰せのままに
」
という訳で、難波での花見となりました。
天満橋まで出て「大川クルーズ」&「大阪城公園巡り」です。
こんな時でも、スケッチブック持参でノンビリと「大阪城の春」を描く奥様を尻目に、旦那は写真を撮りまくりのいつもの夫婦に自然と戻っているのでした。
夜も更け、「晩飯は道頓堀で「お好み焼き」でも喰うか?」と声をかければ、
「いや、外食ばかりじゃいけません。部屋に戻ってご飯を作るんです
」と、ビシッ![[exclamation×2]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/160.gif)
そして、スーパーで食材を買い込み、女房の手料理を久しぶりに味わう事となりました。
翌早朝。
「無駄遣いしないで、ちゃんとやってなさいよ
お金が足りなくなっても送りませんから」ビシっ![[exclamation×2]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/160.gif)
![[exclamation×2]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/160.gif)
![[exclamation×2]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/160.gif)
桜吹雪のように颯爽と、我が愛すべき鬼嫁は大阪を後にするのでした........
昨日あたりから、漸く新しい仕事のペースが掴めて来た。赴任挨拶状500枚もなんとか投函し終え、今週末は、この春初めての連休である。
東京の家族を想いつつ、自分自身の生活も充実させたいと夢膨らませるつむじ風なのでした・・・お金無いけど。
スカイツリーから通天閣へ!! [ざれごと写真日記]
ご無沙汰しております。ついに大阪着任![[ダッシュ(走り出すさま)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/164.gif)
4月1日に心斎橋そばに単身の居を構えて5日間経過。
本来なら、我が街今世紀最大のイベント『スカイツリー開業』に立ち会うはずの私は、何故か『通天閣』を見上げているのでした
そして、この町の雑踏とコテコテ具合が妙に馴染んでしまう自分に気がついてしまうのでした。
漸く代休が取れたので、朝一番に自転車を購入、日用品を買いあさりに自宅近辺を一気に駆け巡りました。
単身赴任中の余暇を充実させるには、映画と音楽は欠かせません。自然とAV機器優先の佇まい。
こんな感じに出来上がると、また夜な夜な出掛けます。
道頓堀じゃ〜
有名な「グリコ」ネオンの波紋
食い倒れオジサン健在
浮世小路〜意味深やなぁ〜
お気軽なオッサンは、ぶらりと立ち寄った中華料理店で半チャン・ラーメンを平らげると、繁華街のど真ん中に見つけた銭湯で、今日一日の汗を流すのでした![[わーい(嬉しい顔)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/140.gif)
い、いかん
明日から真面目に仕事もせねば![[exclamation&question]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/159.gif)
『ヤング≒アダルト』&『ヒューゴの不思議な発明』 [上映中飲食禁止じゃ!]
転勤騒ぎのドタバタ中でも映画生活は密やかに続いております。またも手抜きの2本続けて〜
「 ヤング≒アダルト」
監督:ジェイソン・ライトマン
脚本:ディアブロ・コディ
製作総指揮:
ネイサン・カヘイン ジョン・マルコビッチ
ステーブン・レイルズバッグ ヘレン・エスタルブルック
撮影:エリック・スティールバーグ
音楽:ロルフ・ケント
キャスト:
パットン・オズワルド パトリック・ウィルソン
J・K・シモンズ エリザベス・リーサー
37歳になるメイビス(シャーリーズ・セロン)は自称作家だが、現在はゴーストライターとして“ヤングアダルト”(少女向け小説)を執筆中。バツイチで恋人ナシ、心の友はアルコールと愛犬という彼女はある日、一通のメールを受け取り、故郷へ帰ることに。昔の恋人バディ(パトリック・ウィルソン)と再会するメイビス。いつまでも大人になれない、そんな規格外の彼女が大騒動を巻き起こした果てに見つける“真実”とは……(goo映画より)
御歳36才。南アフリカ出身のスーパーモデルは、幾多の苦難を経て今やハリウッドの看板女優の道を歩みつつある。そんな彼女の魅力満載の小品である。とは云っても決してシャリーヌの美しさのみに光を当てた作品ではない処が好感度であり、彼女の女優としての進化が窺える作品なのである。
誰もが羨む才色兼備の高校生メイビスが故郷を離れ十何年。大都会で作家として成功したのも一時で、今や落ち目のゴーストライター。バツイチ・アル中のアラ40女性〜怠惰な日々を送るいわゆる「人生負け組」のオンナが、突如、華の青春時代を顧みて故郷に戻る設定。大人になりきれない哀れな女性を等身大でシャリーヌが熱演。

二日酔い明けの超不機嫌な朝の姿から一転して、夜にはそこら中に色香を振りまく妖艶な美女に変身。一晩中飲み明かして〜はい、また同じ朝が来る〜を繰り返す「どうしようもないオンナ」です。
更に、幸せな新婚生活を送る高校時代の元カレを、いまだに「運命の人」と思い込み、執拗に追い回します「ちょっとイカれたオンナ」です。
絶対に関わり合いたくない女性〜いい女なのに幸薄いタイプ〜私の廻りにも生息していそうですが、こんなブロンド美女だったら私は進んで地獄を見に行くかも・・・なんて思いながら、汚れた部分も敢えて演じた彼女の役者魂に拍手を送るのでした![[ぴかぴか(新しい)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/150.gif)
ヤングアタルト=半世紀生きても、いまだ大人になりきれない自分自身に考えを巡らされた作品でもありました![[ふらふら]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/144.gif)
◎教訓=「イカしたオンナ」と「イカれたオンナ」は紙一重
もう1本![[exclamation]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/158.gif)
「ヒューゴの不思議な発明」
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ジョン・ローガン
原作:ブライアン・セルズニック
製作:グレアム・キング ティム・ヘディントン ジョニー・ディップ
撮影:ロバート・リチャードソン
美術:ダンテ・フェレッティ
音楽:ハワード・ショア
キャスト:エイサ・バターフィールド クロエ・グレース・モレッツ サシャ・バロン・コーエン
ベン・キングズレー ジュード・ロウ レイ・ウィンストン クリストファー・リー ヘレン・マクロリー
リチャード・グリフィス フランシス・デ・ラ・トゥーア エミリー・モーティマー マイケル・スタールバーグ
1930年代のフランスはパリ。父(ジュード・ロウ)を火事で失ったヒューゴ(エイサ・バターフィールド)は、駅の時計台に隠れ住み、駅の時計のネジを巻いて毎日を過ごしていた。独りぼっちになった彼の唯一の友だちは、父が遺した壊れたままの“機械人形”。その秘密を探るうちに、機械人形の修理に必要な“ハート型の鍵”を持った少女イザベル(クロエ・グレース・モレッツ)と、過去の夢を捨ててしまった老人ジョルジュ(ベン・キングズレー)に出逢う。やがてヒューゴは、それぞれの人生と世界の運命をも変えてしまうほどの秘密のメッセージが機械人形に隠されていることを知る。機械人形に導かれたヒューゴの、世界を修理するための冒険が今、始まる。(goo映画より)
子供から大人まで楽しめる本来のエンターテイメントとしての「映画の素晴しさ」を謳ったマーティン・スコセッシ監督の力作である。スクリーン一杯から「映画への愛
」が満ち溢れて来る![[exclamation×2]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/160.gif)
冒頭のパリ上空から駅舎へと滑り込むカメラアイに度肝を抜かれる。最新映像技術を駆使している訳だが、何故かそこにアナログ的な暖かみを感じるのは、私だけであろうか![[exclamation&question]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/159.gif)
アカデミー賞各部門では、撮影賞・美術賞・視覚効果賞・音響編集賞・録音賞を総嘗め。 逆に作品内容・演技自体に関わる部門はノミネートのみでの無冠に終わるという極めてアンバランスな評価であった。私自身は、約100年に及ぶ映画史への熱き想いと、あえて最新映像技術を駆使しながら、昨今のハリウッドでは失われつつある真の娯楽性を訴えた他に類を見ないファンタジーの傑作だと思うのだが...
舞台は1930年代のバリのリヨン駅。当時のフランスの活況を偲ばせる色彩豊かなセットに心奪われる。会話だけが英語なのはご愛嬌。
ベン・キングズレー演じるジョルジュ・メリエスは実在のフランス人である。マジシャンから世界初の職業監督となり、想像力豊かな映像作りはSFXの創始者とも云われる、仏映画界での伝説的な人物。
彼の著名な作品である「月世界旅行」の
この1シーンは、作者も題名も知らなくても、何処かで見覚えある不可思議なカットとして記憶に残っていた。
今作は、その世界初の映画監督のオマージュ作品なのだが、彼への深きリスペクトに辿り着く道程として、心温まるSFファンタジーの形式をとる。
その立役者が、ベテラン俳優ベン・キングズレーとこの
若き二人の俳優カップルだ。
我が愛しの「ヒット・ガール」ことクロエ・グレース・モレッツ。またまた、彼女の新しい魅力発見である。好奇心溢れるボーイッシュな少女を好演。主人公ヒューゴ(エイサ・バターフィールド)の中性的な存在感とのバランスが絶妙な雰囲気を醸し出す。なんと二人の若者の「目の輝き」の美しい事![[exclamation×2]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/160.gif)
脇役陣も素晴しい。鉄道公安官役のサシャ・バロン・コーエン〜英国きってのコメディアンの本領発揮。ヒューゴの父親役・ジュード・ロウや本屋のオジサン/クリストファー・リーも雰囲気出てたなぁ〜
少年少女が、亡き父が残した機会仕掛けの人形の謎解きから前述の伝説的映画監督への偉大なる功績に辿り着く心躍る小さな冒険劇。余す所無く駆使される新映像技術は、SFX創始者への愛と尊敬の心。デジタルアンプから真空管の温もりあるサウンドが流れてきたような驚きを感じる作品だ。こんな芸当を成し遂げたマーティン監督以下製作スタッフに拍手を送りたい。
「常に挑戦を続ける技術と100年変わらぬ映画の心」
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