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孤高のSSW〜レイチェル・ヤマガタ〜 [〜私の歌姫〜]

また気付くのが遅れてしまった〜レイチェル・ヤマガタの新譜が出てましたぁ[るんるん][るんるん][るんるん]
 
 
彼女との出会いは8年前のデビュー・アルバム[ぴかぴか(新しい)]CDショップで試聴して即買いでした[exclamation×2]
 
「Worn Me Down」 
 
ハイトーンの裏声に[黒ハート] 
 
レイチェル・ヤマガタ(Rachael Yamagata)・・・日系3世の父、イタリア系ドイツ人の母を持つ米バージニア州アーリントン生まれのシンガーソングライター。まさに日独伊・三国同盟アーチスト。ピアノ、ギターを弾きこなしながらのオリジナル曲の数々は、消え入りそうなスモーキー・ヴォイスに乗って七色の輝きを放つ[ぴかぴか(新しい)] 
 
Happenstance

Happenstance

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: RCA Victor
  • 発売日: 2004/06/08
  • メディア: CD
 
名うてのプロデューサー、バック・ミュージシャンを迎えてのデビュー作は、「私、暗いんです[たらーっ(汗)]」的なレイチェルの声とキレの良い演奏との微妙なブレンド具合がなんとも心地良いロック・テイスト溢れる一品である。少々リフレインのしつこさが耳につく処もあるが、楽曲群の多様さは彼女のソングライターとしての非凡さも早くも感じさせる。
 
 ピアノとドラマが心地良い〜[わーい(嬉しい顔)]
 
 
大和魂のDNAを僅かに引き継いだ霞がかった彼女の歌声は、たまに「コブシ」を効かせながら、伊カンツォーネの朗らかさとゲルマン民族の力強さを湛えたリズムと混じり合い、特異なレイチェルのアメリカン・ポップスを形成する。
 
4年後に発表されたセカンド・アルバムは、レイチェルの世界を更に深化させる。
満を持してのこの2枚組、Disk1とDisk2で全く性格を異にする。(国内版は1枚にまとめられているらしく、彼女のメッセージが伝わりにくいようだが)
 
Elephants: Teeth Sinking Into Heart

Elephants: Teeth Sinking Into Heart

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
  • 発売日: 2008/10/14
  • メディア: CD

Disk1より「Elephants』 
 
 
 Disk2より「Faster」
 
 
まさに静と動。 ダークなアート。
前作のPOP感は影を潜め、Disk1は静謐な湖面に落ちる花弁の如く、Disk2は深遠な森を切裂く濁流の如く、彼女の心情を、静かに激しく訴えかけてくる。
同一アーチストの作品とは思えない両極端な表現法。しかしこれこそが、彼女の幅広い音楽性の証であり、最大の魅力なのである。
 
そしてニュー・アルバム[ひらめき][ひらめき][ひらめき]
 
Chesapeake

Chesapeake

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Frankenfish
  • 発売日: 2011/10/11
  • メディア: CD
 
彼女自身のレーベルを立ち上げ、Pledge Musicというサイトで募金を集めて、漸く完成されたこの作品は、ほとんど自主制作盤に近い内容なのである。前2作の好評価に飽き足らず、彼女は「自分の音楽」を自らで造る為、敢えて茨の道を突き進んで行ったようだ。コマーシャリズムに背を向け、大物プロデューサーや有力レーベルの力に頼らずに。
ギターを抱えるレイチェルをスマホで撮ったようなアンニュイな写真で飾るジャケットの中身は、彼女の自筆による歌詞とスポンサー達への感謝の言葉で一杯に埋め尽くされている。
 
そんな手作り感一杯の作品は、「ナチュラル」の一言[ぴかぴか(新しい)] 
 
一筋縄ではいかないシンプルなリズムとメロディ[るんるん]肩に力が入っていない自然なヴォーカル[ー(長音記号1)]
なんとはなしにアルバム1枚をBGM的に軽く聞き流す事もできるし、何度も繰り返し聴き込むと病み付きになる魔力を持った完成度。レイチェルお気に入りミュージシャンを集めてのサウンドと彼女のスモーキー・ヴォイスが、見事に溶け合う様は、過去2作には感じられなかったものだ。アコースティック中心の浮遊感溢れる音のキャンバス上を、彼女の想いを乗せた絵筆が静かに、しかし力強く色とりどりの詩を書き綴っていく。
 
彼女が多くを犠牲にしながら目指した「レイチェル・ワールド」が、いまひとつのステージに到達した[むかっ(怒り)]
 
アルバム中、比較的ロック色の強いナンバー 
「Even If I Don't」
 
 
ピアノほどギターは巧くないし、歌唱力が抜群な訳でもなく、声域も狭い。
されど、彼女の商業主義に流されず自分の音楽を追い続ける真摯な姿と、心に滲みるビター・ヴォイスに敬愛の念を隠せない小生なのです。
音楽へのアプローチ法は異なるが、ジョニ・ミッチェルパティ・スミスに通じる「カリスマ」を感じてしまうのは私だけであろうか?
スタジオ・アルバム発表は、今までオリンピック開催並みの間隔なので、次作も大分先になりそうだが、長〜い目で注目のMy歌姫です。 
 

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コメント 5

ぷーちゃん

おおっ、レイチェル・ヤマガタだ。
渋いとこ来ましたね。( ´ 艸`)
by ぷーちゃん (2012-07-27 17:49) 

DEBDYLAN

イイですね~♪
じっくり聴きたいです^^。

by DEBDYLAN (2012-07-28 12:49) 

つむじかぜ

>ぷーちゃん様
流石、ぷー様!ご存知ですねぇ〜^^

>DEBDYLAN様
じっくりお聴き戴きたいです。
1stの気持ち良さと3rdのアンニュイ感は、なかなかですよぉ!!
by つむじかぜ (2012-07-30 00:45) 

haku

日独伊・三国同盟アーチストですかぁ!
それだけで興味津津ですね ^m^
2つ目の動画のLetter Read♪
これは自分にとって完全にツボの曲です!!
歪んだ感じの歌い方も、たまりませんね☆ (^0^)/
by haku (2012-08-01 21:45) 

つむじかぜ

>haku様
私も、この2曲目はツボなんですよぉ〜
BASSも効いていて気持ちいいです^^
by つむじかぜ (2012-08-05 04:53) 

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